【クアラルンプール】KLタワーのおにーさんが紳士すぎた話
前回紹介したKLタワーでのできごと。
最上階の展望台でアルジェリアからの旅行者と仲良くなりました。
とてもいい人たちだったのですが、「この後飲みに行こう」ってしつこく誘ってきて、帰りたかった私たちは必死に断っていました。笑
帰ろうとしてもついてくるので、一緒に下りのエレベーターに乗るものの、わざと途中階で降りてみました。
そしたら一緒に降りてきたので、二人でトイレにこもり、そろそろ降りるか〜とトイレから出てエレベーターホールへ行くと、エレベーターホールで待っている・・・
がーーーん・・・
「どこへ行ってたの」
「トイレ」
その後下りのエレベーターが来て彼らはエレベーターに乗りました。
まだまだ人は乗れそうなのに、私たちがエレベーターに乗る前にエレベーターのドアは閉まりました。
あれ?
ドアが閉まり、二人であれれ?ラッキー?となっていると、KLタワーのおにーさんが
「さっきの人たちは友達か?」
「ともだち・・・?今日上で知り合った人たち」
「やっぱり。あまり仲良くなさそうで危険だったから、わざと離したんだ。
大丈夫。下までエスコートして会わないようにしてあげるから。
でも帰りは危ないからタクシーで帰りなさい。手配してあげるから」
と言われ、二人でほっとしました。
エレベーターホールで私たちを探していたアルジェリアのおにーさんたち
トイレから出てきて、若干気まづい私たち
このやりとりから即座に状況を読んで、何も言わずにさらりとエスコートしてくれたおにーさん!!
なにこの紳士すぎる対応!!!
しかも2人体制で一緒にエレベーターに乗り、下までエスコート。
しかし、まさかの下のタクシー乗り場でも待ち伏せされている・・・
反射的に柱に隠れる私たち笑
しかし、おそらくエスコートしてくれたおにーさんの計らいで、タクシーに乗り込むアルジェリアのおにーさんたち。
たぶん柱に隠れたのがばれたなと感じたのと、すごい悪者に仕立ててしまった罪悪感から友達は、優しくも「ばいばーい」と手を振って最後は和やかなお別れ。
タクシーが去ると、KLタワーのおにーさんは
「Mission complete!!!」
と私たちに親指を立てて嬉しそう。笑
その後タクシー手配の人に事情を話し、私たちを引き継いでくれました。
「あとは僕の友達に任せたから。」
というかんじでさらりと去って行きました。
最初から最後まで完璧なエスコート!!
二人でタクシーからの夜景を眺め、
騎士(ナイト)だ〜!って言いながら、無事ホテルまで帰りました。
疲れ切ってへとへとだった私たちは、深夜にホテル近くの現地飯を食べ、晩酌を買って一瞬で寝ました。笑
みなさんもKLタワーで困ったときは、ナイトに助けてもらってください〜!笑
あつこ