カンボジアの子どもたちが将来なりたい職業は?
ブログ更新を怠けていましたすみません。。
ついにシェムリでの生活も終わり、またタイへ戻ってきています。
シェムリにいる間何度か、
昨年年末年始に通っていた孤児院へ訪問しました。
もちろんですが、前回訪問したときと子どもの顔ぶれが少し変わっていて、
小さかった子が大きくなっていたりもしていました!!
去年いた子どもたちはどこへ行ったの?
ふと疑問に思い、子どもたちに聞いてみました。
聞くと、その孤児院では18歳になると孤児院を卒業し、
仕事を探さなければいけないようです。
その他途中で孤児院を抜ける子もいるようですが、
18歳まで在籍可能ということです。
じゃあ、
孤児院を卒業した子どもたちはどんな仕事に就くの?
聞いてみると、
わからない、いろいろ。
と若干濁されました。笑
本当にどうなったか知らないのかもしれないし、
いろんな人がいるのかもしれないし、
その真実はわかりません。。
仕方ないので、じゃあ、
あなたは将来何になりたいの?
孤児院の子ども達の将来が気になったので、
3人の子どもたちにインタビューしてみました。
12歳の女の子は、弁護士。
そのために来年から公立の学校へ通い、勉強に集中するのだとか。
冷静な子で、勉強も熱心そう。
でも、弁護士になるための詳細知識は不明なようで、
ただ「たくさん勉強が必要みたい」とだけ言っていました。
17歳の女の子は、女兵士。
この子は孤児院でもお姉さん的存在だけど、兵士には驚きました。
「国を守りたい」とのこと。
だけど、来年卒業しなければならない焦りからか、
この話をすると暗い顔になってしまったので、これ以上聞き出すことは諦めました。
18歳の男の子は、ツアーガイド。
この子は英語も上手だし、面倒見も良さそうで、すごくしっくり。
今年中には孤児院を卒業しなくてはならないはずですが、
「仕事はこれから探す」と言っていて、実際どこまで現実的な話かわかりません。
カンボジアの子どもたちに将来の夢を聞くと、
村では、先生かお医者さん(どんな職業があるかすらわからないため)
街では、トゥクトゥクドライバー、ツアーガイド
と言う子どもが多いようです。
もっといろんな職業の選択肢を教えてあげたいし、
その可能性をつくってあげたいと思いつつ、
他国の人間がどこまで首を突っ込んでいいものか、
それが本当にカンボジアにとって良い意味での助けとなるのか、分からなくなります。
将来もしカンボジアで何かできるのなら、
たくさんの子どもは助けてあげられないかもしれないけど、
例えば孤児院にいる数人の子どもだけでも何か力になってあげたい。
雇用を創出して、
社会へ出る前のワンステップとして、
夢を叶えるため、自立して生活していくための手段として、
力になれないかなと思います。
カンボジアももう少し先の話になりそうなので、
引き続き、国の状況やら子どもの現状やらいろいろ情報収集していきたいです。